2008年07月31日

崖の上のポニョ

昨日はお休みで崖の上のポニョを観た。

以前、ニュースで

 試写を見た映画評論家やベテランライターの評価は割れた。辛口意見から拾ってみる。



 「自然破壊や道徳、反戦を真正面から扱った直近の3作と比べると、愛と約束を守るというテーマは重要だが地味すぎる」「海が舞台の割にはスケール感がなく、高揚感も今ひとつ」「刺激に慣れた子供たちは同じ日に公開の『ポケモン』に足が向くのでは」



 実は当の宮崎監督も、「試写で作品を見た子供たちの反応が全く無く、『子供たちのために作ろうとしたのに空振りだったのか』と落ち込んだ」ともらしている。

という内容の記事を読んでいたし


前田さんの評論
も辛口だったし

なので
あまり期待はしてなかったんだけど
嫁さんが観たがっていたので観てみました。



確かに非常に素朴で今のポケモンとか好きな子供たちにはあまり
響くものがないかもしれないけど
ゲームの「僕の夏休み」をやっているときのあの感覚
ほのぼの感というか、大人の求める子供の無邪気さのような
そんなものが映画全体に漂っていて


エンディングの方は、話自体はぜんぜん悲しい話でもないのに
なんだか凄く悲しい気分になっていってしまいました。


宮崎監督って凄くやさしい人なんだなぁ
というのがこの映画観ると良く分かります。
そして、監督の悲しみも何故か伝わってくる映画です。


内容に触れちゃうから
これから観る予定のひとはこの先は読まないで欲しいけど


前半で車椅子に乗っていたおばあちゃん達が
終盤で車椅子から降りて、走ったり山に登ったり
みんなニコニコ笑ってるのに、逆に悲しい気持ちになります。

停電した老人ホームだったり、
暗いトンネルの中でポニョの魔法の効力が切れちゃったり
確かに死や天国?ユートピア?を連想させるような描写が結構あって
それが故に物悲しい気持ちにさせるのかもしれないですね。


これだけ、死というものを柔らかに描けるというのも
宮崎監督の優しさと受容の現れなのかなぁと
ぎゃくに監督の健康状態すら心配しちゃいます。


物悲しくも涼やかでなかなか良い映画でした。

posted by Daru at 11:38| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。